下肢静脈瘤の2種類の手術名と手術後に気を付けたい3つのポイント

下肢静脈瘤の治療において、手術が必要になるケースもありますが、ほとんどの場合手術が必要となるケースはあまり見られません。多くの場合、医療用ストッキングを着用したり、注射を打ったりする治療法が用いられます。

 

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ただし、伏在型(ふくざいがた)という状態である場合は、手術が必要となります。下肢静脈瘤といっても、静脈の太さによって診断が異なります。大きく分けると、クモの巣・網目状と、側枝(そくし)型・伏在型の、4種類の呼び名があります。

 

伏在型は、静脈の太さが4ミリ以上であり、はっきりとコブのように浮き出ている状態です。下肢静脈瘤の中では最も症状が進行しているので、手術によって血管を縛ることや、引き抜くことが必要です。

 

下肢静脈瘤で用いられる手術は、高位結紮術(こういけっさつじゅつ)と、ストリッピング手術の2通りがあります。前者は血管を縛り、後者は引き抜くときに用いられる方法です。

 

近年ではこれらの方法に加えて、レーザーや高周波を使って血管を焼く方法も普及してきました。従来の方法と比べると体への負担が少なく、手術にかかる時間も短縮できるのが特徴です。

 

血管を「切る」方法にしても、傷口が小さいスタブ・アバルジョン法が確立され、選択肢が増えています。このように、手術といっても様々な方法があり、患者の負担を極力少なくするための工夫が取られていますが、それでも体に負担はかかります。

 

治療費もかかりますから、重症化する前に医師の診断を受けること、下肢静脈瘤が発症しないように注意することが大切ですね。

下肢静脈瘤の手術後に気を付けたい3つのポイント

症状によっては手術をすることもある、下肢静脈瘤。手術の内容はもちろん、術後の経過についいても、気になりますよね。

 

下肢静脈瘤の手術後に気を付けたい3つのポイントのうち1つ目は、入院期間です。ストリッピング手術など、従来のメスを使う手術の場合は数日の入院が必要なこともありますが、レーザー手術の場合は日帰りも可能です。

 

実際の入院期間の日数は、症状によって違いますが、長期入院することはほとんどありません。

 

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2つ目は、手術後の生活。仕事を含めた日常生活を大きく制限されることは、あまりありません。よほど体に負担がかかることでなければ、仕事も普段通りできます。

 

入浴は少し注意が必要で、術後3日程度はシャワーのみとなる場合が多いです。なお、しばらくは弾性ストッキングを着用して生活することになりますので、着用法の説明は細かな点まで聞きましょう。

 

3つ目は、手術後の通院。

 

下肢静脈瘤以外の病気でも共通していますが、手術が終わればそれきり、ということはほとんどありません。術後の経過観察のための通院があります。

 

下肢静脈瘤の場合は、およそ1週間後に通院し、経過観察というパターンが多いようです。治療法は症状によって様々。手術を含め「こんな治療法がある」ということを知っておけば、恐れることはありません。

 

下肢静脈瘤は、予防も治療も十分可能です。手術はごくまれなケースですから、日常生活で予防を心がけることが大切です。

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